セミナー動画の配信
セミナー動画の活用事例と動画配信システムを選ぶ際に注意する点についてまとめました。
セミナー動画配信の活用事例
会員向けのセミナーを録画配信した時の活用事例
会員向けに動画配信システムを活用。毎月2回ほど行われるセミナーを録画して配信しています。基本的には会場を訪れて、直接講義に耳を傾けてもらう体制なのですが、多忙な人は参加できないことも。そのような会員に向けて、録画したセミナー映像を配信。時間のある時に学習できる機会をつくっているのです。
1,000人に及ぶ会員数を誇る企業なのですが、配信されたセミナー映像を実際に視聴するのはその1/10以下だそう。そのため、動画配信システムを選ぶ際は、会員数ではなく視聴時間に応じてコストが掛かる課金制であることを重要視しました。したがって、低コストでセミナー向け動画配信システムを導入することができました。
オープンなセミナー動画配信の活用事例
外国為替や外貨保証取引事業を展開しているU社は、金融の本質的な理解の促進や取引相手への情報提供として、会場・Webでのセミナーを開催してきました。以前からWeb上でセミナーを行う際は、動画配信システムを利用していたそうなのですが、画質と視聴の妨げになる広告の排除に大きなコストが必要だったとのこと。これが大きな課題となっていました。
今回、新たな動画配信システムの採用に至ったのは、「高画質のライブ配信が可能であること」、「リーズナブルに広告を非表示にできること」が大きな理由に。この動画配信システムと出会い、上記の課題を解決できたようです。
広告非表示のセミナーを高画質で視聴することができるようになり、見やすさがアップしたのも感心すべきポイント。おかげで、セミナー離脱率の低下に繋がっています。
理解度促進のための解説セミナーの活用事例
R社は、自動車や産業分野における半導体ソリューションを展開している企業です。顧客にダイレクトに販売している会社ではないため、顧客企業や特約店に向けて製品を正確に理解してもらう働きかけがとても重要に。その一環として、解説セミナー(本社会場)を実施しています。
ただ、すべての関係者に出席してもらうのはハードルが高くなってしまいます。さらに特約店からの要望で、繰り返し学ぶことで知識の定着率を向上させたいという声も。
そこで動画配信システムを導入し、顧客企業や特約店の理解を促すことで、販売活動に活かせるように尽力しているようです。
また採用した動画配信システムには、UIの使いやすさをはじめ、サーバー容量を圧迫しないで使えることや、標準機能として再生プレイヤーやアクセスログ解析が搭載されていたため、これらを大きなメリットに感じたとのことです。
セミナーの動画配信をする際の注意点
セミナー動画の配信は、元々収録しておいた動画にカット等の修正を加えて配信する「録画配信」と、あらかじめ決めておいた配信日時にリアルタイムでセミナーを開催する「ライブ配信」の2つに分けることができます。
さらに、誰にでも見られるオープンな環境で配信するのか、それとも参加者を選別して視聴してほしい人にだけ配信するクローズドな環境を用意するのかも動画配信システムを選ぶ際に重要視すべきポイントです。
どのような方法で配信するかによって動画配信システムの選び方が異なるため、まずはセミナー動画の配信スタイルについてしっかりと把握しましょう。
また、クローズドで動画を配信する際に、情報漏洩が気になるのであればセキュリティが強固なシステムを選ぶことをオススメします。